ロボットに関するトレンド

まず、International Robotics Federation(IFR)が発行した2016年World Robotics Report「Service Robots」によると、下記図のように2016年から2019年にかけて世界のサービスロボットのうち、家庭用ロボット*の世界規模は3100万台に増加すると予測されています。

*)床洗浄ロボット、芝刈り機、エデュテインメントロボットなど

また、特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構によると、日本国内では当面はロボットの用途は『人の代替』、『労働力不足の補完』、『生産性の向上』などと予想されています。特にブルーワーカー人材の不足は顕著であり、物流業界や農林水産業など様々な業種・分野で労働力不足が叫ばれています。一方で、ブルーワーカーが担う作業のうち単純作業については、現在のロボット技術で代替が可能な場合が多く、当面はこれら労働力不足の『補完』がロボットのトレンドとなるでしょう。